この度、養和会青山教室にて、五藤宗紫先生の「夏の茶花教室」を開催いたしました。
今回は「なごみ・7月号」の茶花特集の反響の大きさを受けて、
社中だけでなく一般の方の応募も行ったところ、
早々に予定の人数に達しキャンセル待ち多数となりました。
今回は初歩的な稽古より、五藤先生の茶花に対する想いを聞き、
花を実際にどのように入れるかを参加者の皆様に時間を掛けて見ていただきました。
デモンストレーションの後は恒例の実践稽古となり、毎回の事ながらご自分で入れたビフォーから、
先生がお手直しされたアフターの違いを学びました。
床の間に花入を置くと、茶花として鑑賞に堪えられるかどうかは、机に置いて入れている時より明らかになります。先生にお手ずからほんの少し直されただけでも、茶花が本来の姿となり現れてきます。
今回は風炉ということで皆様には五種の花を御用意したのですが、
全種類入れている方には五種の中から
「花入に合った花を選択する覚悟を持つように」
と、ズバズバと減らしマイナスの美学をお伝えされました。
午前、午後の部の合間には、
和敬之間で味岡宗靖先生による呈茶席にて一服召し上がっていただきました。
こちらの趣向は「塩月宗芯師がハワイから帰国したら」、
裏テーマ「ネイティブ民族」とともに皆様に楽しんでいただきました。
この度は参加された皆様お疲れ様でございました。
次回は11/24(日)を予定しております。
お申し込み、お問い合わせは事務局へご連絡ください。