先日の3/4、養和会青山教室にて、五藤宗紫先生御指導の元、「茶花の入れ方講座」炉編を開催しました。
今回は炉の時期ですので、椿を主体に枝物の扱い、置き・掛け・釣りのそれぞれの花入の入れ方など、先生のデモンストレーション後、各自で花を入れていただきました。
写真は五藤先生が御手直しした物しか載せていませんが、ご自分で入れられた花を先生に見ていただく際、先生が花に触れたり、葉の向きを変えたり、枝を透かすなどの何げない所作が、本には書いていない一番学びたいところでもありますから、皆さんは真剣そのもので見入っておられました。
茶花が床の間の添え物かと思っていた初参加の方も、先生が「広い茶室の中で茶花はたった一輪でその存在感を示す」とのお言葉に感じ入っている様子でした。
次回は風炉の時期を予定しておりますので、お気軽に事務局にお尋ねください。