去る8月27日、養和会青山教室で五藤宗紫先生による「茶花の入れ方」講座~風炉編~を開催しました。
毎回人気の茶花講座は午前、午後に分けての開催となり、五藤先生による講義、実演の後、それぞれ実践に入ります。今回は風炉編ですので、籠花入を主体に秋草を5種(リンドウ、女郎花、杜鵑、藤袴、ススキ)入れていきました。
花材が5種あるからと全部入れてしまうのではなく、掛軸や花入、掛ける位置によって2種、3種、5種と選んでいきます。
ご自身で生けられた花を床に飾り、五藤先生に手直しをしていただくことになりますが、その前後の過程こそが細大の学びとなります。野にある自然の姿、そして写真や美術館など、実際に足を運んで、美しいものを見て、センスを養う。そして試行錯誤すること。上達に近道はありません。
今回使用した花材は、講座が終わったあと銘々お持ち帰りになったので、生徒さんの御自宅で再度復習されたことと存じます。
次回は炉の時期を予定しておりますので、お気軽に事務局までお問い合わせください。