去る8月28日、養和会青山教室にて「風炉の茶花の入れ方」講座を、五藤宗紫先生のご指導により開催いたしました。
風炉の時期は籠の花入が主になり、秋が深まるにつれて入れる花の種類も増えていきます。
今回は、竜胆、杜鵑草、女郎花、藤袴、芒の五種の花材でお稽古となりました。
「利休七則の「花は野にあるように」とはいうものの、野の花をそのまま切って花入に挿すのではなく、引き算の美学が肝要」と、余計な箇所を切り、花を活かしていく先生のお手本を拝見したのち、みなさんもいよいよ実践に。試行錯誤の末、各自床の間に置いて先生のご指導を仰ぎます。
先生のほんの少しの手直しで、随分と変わるありさまに毎回皆さんの目は驚きを隠せません。
最後の御挨拶時に、先生から「茶花には正解がないけれど、自然をしっかり見て花の本質を捉えるように」とのお言葉で締めていただきました。
次回は炉の茶花の入れ方となります。
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