NHK文化センター 第29回 国際交流祭 inブダペスト

去る11月28~29日の2日間、第29回NHK文化センター国際交流祭が、ハンガリーのブダペストにて開催されました。

茶道裏千家として今年も五藤宗紫先生と社中のお弟子さん方が呈茶を行い、1000人を超える来場者に薄茶を差し上げました。

 

毎年、各国で好評を博している国際交流祭ですが、世界遺産であるヴィガドー・コンサートホールでの神々しくも印象深い呈茶席には今回もお客様の列が絶えることなく、用意したお干菓子「柚子琥珀」も途中から半分に切り分けてからお出ししなければならなかったと聞くと、その盛況ぶりが伺えます。

来場者の皆さまには一碗を楽しんでいただき、2日間の呈茶を無事に終わられたと写真と共にご報告を頂きました。

 

参加されたあるお弟子さんからは、「呈茶後にハンガリー協会の皆様に点てていただいたのですが、その点前の見事さに、我が身が引き締まる思いでした。来場者の熱心な姿といい、本当にいろいろと勉強させていただきました」と感想をお聞きしました。

 

欧州での開催では千宗室坐忘斎御家元のご支援の元、毎回淡交会パリ出張所の堤先生の絶大なる御尽力をいただいております。淡交会国際部の皆様には今回も多大なるご協力をいただきました。同じくパリ支部の時田佳子様、また、ハンガリー協会のMs.  Kornelia RAJZO-KONTIR、Mr.Gabor PALPTASにもこの場を借りて改めて深く感謝御礼申し上げます。有難うございました。