去る10月4日、養和会青山教室にて「茶花の入れ方教室」を開催致しました。
前回に引き続き、五藤宗紫先生に御指導いただきました。
午前、午後クラスとも講義、実技披露の後、各自で実践となります。
今回は風炉、特に名残りの秋草が花材だけに花種が多く、秋明菊、杜鵑草、竜胆、撫子、女郎花、藤袴、芒と7種の中から、どの花入にどの花を選ぶかがお稽古のポイントとなりました。
諸飾りにおいての花入の置き、掛け、釣り、茶事における中釘への花の入れ方は、実際自分で入れてみないと分かりづらいものです。
先生が仰る茶花にかなった引き算の理解が難しいところで、生徒さんが完成とした茶花を床にて五藤先生が手を入れるたびに、感嘆の声が上がります。
花に対する愛情を持つと、日常生活で見慣れている風景の中にある、さりげなく咲いている花々に気がつくようになります。五藤先生より改めてその大切さを教えていただきました。
次回は2月に開講する予定です。