NHK文化センター主催大阪講演

 5月16日、NHK文化センター大阪梅田教室にて、塩月弥栄子、五藤禮子両先生による講演会が行われました。「茶の湯が紡いだ母娘の絆」と題して、来場された80余名の方々に塩月弥栄子の生き様と茶の心について語られました。

 

 講演は対談形式で行われ、司会進行をしてくださったアナウンサーの井上恭子さんは30年前に弥栄子先生の大阪高島屋での講演会の司会を担当してくださった方。

 当時のデパートでの講演の際、「エレベーターガールが交代する際に仰々しく儀礼的に挨拶する、これはお客様を待たせることになり、逆に失礼ですね。さりげなくさっと入れ替わるのが良いのです」と、臨機応変のマナーの心得を指導していただいた、など懐かしい思い出を語ってくださいました。

 

 

 当日は弥栄子先生も皆様に元気にご挨拶。御来場の皆さまから多くの元気を吸収されておりました。講演終了後は両先生の著作も販売され、撮影、握手、サインにも対応されました。前日入りでしたがこの日は東京のパレスホテルでも法要があり、御年96歳の体調が危惧されましたが、問題なく移動をこなされました。

 

 今回企画していただきましたNHKカルチャーの池本さま、大変お世話になりました。

また、当日御稽古の時間を使って御来場の皆様に呈茶をしてくださいました、裏千家の松井宗順先生にも厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。