6月23日、企業コンプライアンスの一環として、モルガン・スタンレーのボランティア有志の皆様が養護施設福田会の子供たちに和菓子作りと茶道体験のイベントを行いました。この日ご指導いただいたのは、和菓子作りに小倉薫先生、茶道体験は弥栄子先生のお孫さんである高本宗綾先生です。
最初に小倉先生からさまざまな季節の和菓子の紹介と、作り方の説明があります。
この日は茶巾絞りのお菓子に挑戦します。 色とりどりの材料に子供たちは興味津々です。
児童は3歳から高校生まで、16名が参加してくれました。
自分で作ったお菓子を食べた後、お茶を一服頂きます。
そして自分で点てたお茶を、ボランティアスタッフの皆様に差し上げます。
裏千家ではお薄の抹茶はカプチーノ状に泡立てるのですが、
小さい子にはなかなか難しいので綾子先生がやさしく教えてくれました。
お辞儀にも「真、行、草」があるのを御存じない方のために
綾子先生からお辞儀の指導で締めくくります。
スタッフの中には茶道経験者が4名、児童にも1名経験者がいたりでしたが、ほとんどの方は初体験。スタッフのみなさんも児童たちも充実した様子で帰っていかれたのが印象的でした。
小倉先生、綾子先生、そしてモルガン・スタンレーのスタッフの皆様、この度はお疲れ様でした。
養和会では今後も一般の児童を対象にした日本文化体験ワークショップを不定期に開催していく予定です。