櫻が咲き誇る陽気の中、根津美術館で開かれたお茶会「大師会」に五藤 宗紫先生と河野 宗蓉先生、村井 宗順さんと行ってまいりました。
西の「光悦会」 、東の「大師会」といわれる「大師会」。
三井物産の創始者でもある近代数寄者の 益田 鈍翁が弘法大師の書跡を入手し、
その披露のため 明治29年から始められました。 畠山 即翁も会長を務めたこの茶会は、昭和49年より根津美術館で毎年開催されています。
五藤先生と茶会に同席する機会は貴重ですので、日々のお稽古とは違った勉強をさせていただきました。濃茶席2席、薄茶席、番茶席、点心席と廻るのですが、どこもすごい行列でした。しかし待つ甲斐があるほどにどの席も見ごたえ十分で、大いに楽しませていただきました。
とくに弘法大師、空海の書は圧巻です。
機会があればぜひ一度御覧ください。