この度、平成二十四年度 第一回許状式が
養和会の青山稽古場にて行われました。
この日は午後と夕方からの2回に分けて計15人の方々に許状を授与しました。
待合には「拈華微笑(ねんげみしょう)」の掛物が掛けられています。
お釈迦様が皆の前で、一輪の花をひねって見せたところ、誰もその意味が分からず、
ただ一人摩訶迦葉 (まかかしょう)だけが微笑み、その法を受け継いだ故事にちなんでいます。
許状を授与される弟子の皆さんは 塩月 宗芯師から なにを受け継ぐのでしょうか?
曽呂利の花入に 芽吹いてきた柳から透かした椿が春の訪れを感じさせます。
まず、利休像の前で御挨拶。
皆さんが入ったところで塩月 宗芯師と
五藤 宗紫先生が入られます。
このように一人ひとり許状を読み上げていただき
塩月 宗芯師と固い握手をして厳粛に頂戴します。
この後、五藤 宗紫先生のお点前で
濃茶と続き薄をいただきます。
季節柄、
釣り釜と長板に算木染付水指の取り合わせ
他の教室によっては、炭を使えない、釣り釜はできないなど消防法による制限がありますのでこうしたしつらえも御馳走のうちですね。
今回のお水屋を担当していただいた今村宗和先生は塩月師の高弟として青山教室、京王カルチャー教室、フジテレビなどの講師で長年御活躍いただいています。
画像は事務局にございますのでご希望の方はお声掛けください。
皆様、この度は本当におめでとうございます。 今後も御稽古と後進の育成に励んでください。